Archive for January 2008

06 January

ムンク展

ムンク/「不安(1889)」

ちょっと前の話ですが、国立西洋美術館にムンク展を観に行きました。
(写真上:今回の出品作「不安(1894)」)
いつ行ったのかは忘れましたが、金曜の夜、仕事が終わってからだったと
記憶しています。

西洋美術館は上野にありますが、金曜だけは夜の8時まで開館しているのです。


さて、ムンクですが、実は私が高校時代、もっとも好きだった画家です。
入試の頃も、かなり影響されていました。特に、色。
(写真下左、写真下右:私が当時もっとも影響を受けた作品「病める子供(1885/86)」「春(1889)」。今回のムンク展には出ていません)

ムンク/「病める子供(1885-86)」 ムンク/「春(1889)」


緑と赤の対比させた使い方が上手い!美しい!
そして、抜群の構成力…。

あぁ、いつの日か、ムンクを観に、オスロまで出掛けたいものです。

さて、以前、誰かに、ムンクは生活のために同じテーマの作品を沢山描いた、
と教えられたことがあったのですが、それは違うな、とはっきり確信しました。

同じ構図で書かれた作品も、その描かれた時代によって、描法が違うので、
気に入ったテーマをバリエーションとして描いたものと思われます。

そして、何より、建物の装飾として依頼された作品も、依頼主の意向よりも
自分の信念を優先して描いているからです。

死ぬまで、腐った妥協をすることなく、やりきった感があります。
久しぶりに彼の作品を観て、感動すると共に、勇気付けられました。

このところ、色々な辛い出来事が連発していたし、仕事も忙しかったので、
なかなかこういう機会を作れませんでしたが、無理して行って良かったです。


今回の展覧会で、私がもっとも気に入った作品は、
「橋の上の女性たち(1935年頃)」という作品でした。
画像が無いので残念です(入手したら、掲載します)。

12:16:01 | tshibata | |

01 January

新年を迎えて

新年明けましておめでとうございます。
柴田俊明/movement. 2007.
本年も宜しくお願い申し上げます。

今年の年末年始は、名古屋の実家で過ごしております。

おせち料理やお雑煮を食べ、年賀状を書き、ウトウトと居眠りをして過ごしております。


今年最初の展覧会は、以下の通りです。

柴田俊明展

会期:
2008年3月17日(月)〜3月22日(土)
11:00-19:00(最終日は17:30まで、会期中無休)

会場:
みゆき画廊
104-0061 東京都中央区銀座6-4-4 銀座第二東芝ビル2F
TEL. 03-3571-1771 FAX. 03-3571-9701


宜しくお願い致します。
17:40:23 | tshibata | |